6月24日に行われた「英国民投票」にて、「離脱」が勝利確定となった瞬間
ドル円は一時99.98まで暴落。
この時管理人はチャートを見ていたので、本当に凄まじい勢いでした。
ドル円はたったの8分で5円の急落。
ポンド円に至っては23円の急落
この瞬間を目の当たりにしていた私は、マーケットの恐ろしさを体感したのでした。
たったの数分でこれだけの暴落が起こる相場はそう有りません。
リーマンショック以上の暴落ぶりです。
恐らく、10年に1度有るか無いかの急落でしょう。
過去に、スイスフランショック、キプロスショック、ブラックマンデーなどで
相場が急変した事変が起こりましたが、
今回のは、ケタ違いの急落でした。
投資をやっていて最も恐怖を感じた瞬間です。
なぜ、大半のトレーダーが大損を食らってしまったのか?
たった1日で、数千万~数億円の損失を出したトレーダーが続出。
恐らく、この損失が発生したのはほんの数分の出来事でしょう。
管理人は、投票が開始された23日からほぼチャートを監視していたので、
なぜここまで損失が膨らんだかも、明確な理由が推測出来ます。
英国民投票が行われた23日は、「残留派が優勢」との見解が圧倒的に多く、
前日はポンドは160円まで急騰していたのです。
ドル円に至っては105円まで急騰していたので、
誰もが「残留を信じていた」のです。
管理人も、23日~24日の早朝にかけて、
ロングでで300pips程利益を出していました。
当然、管理人も「残留」と見ていたので、そのままポジションを持ち続けるつもりでした。
所が、国民投票の「開封」と同時に
マーケットが一時的にマーケットが歪み始め、
「何やら危険な匂い」を感じた為、
23日から保有していたロングポジションを決済。
その後、午前7時を過ぎた頃にはポンド円相場が失速し始め、
とにかく様子を見ることにしたのです。
まさかの「離脱派勝利」!
マーケットが急変したのは、24日午前11時20分~45分頃
一番大きな暴落は、11時40分~45分くらいまでの間。
丁度、離脱派勝利が確定した頃。
この時の暴落は本当に半端無かったです(^^;
今回、大損を出してしまったトレーダーは
損切りも入れずに全力買いしていたのでしょう。
それまで順調にコツコツと増やし続けてきた資産を
一瞬で吹っ飛んでしまった訳ですから
たまったものじゃありません。
今回の英国離脱騒動で大損していたしていたトレーダーの中には
数年かけて数億円の資産を構築した人もいるようなので、
損切りがいかに重要であるかを物語っています。
最も、この日はスリッページ・スプレットが高かったので
トレーダーにとってはこれだけでも相当なリスクを被ります。
スリッページによる損失は、エントリー枚数が多いほど多くなるので
かなりリスキーな相場であったことは間違い有りません。
今回の「英国EU離脱」で儲かったのは金融業者か?
FXは、「相対取り引き」です。
業者の儲け=お客の損失であることを理解する必要が有ります。
よく、「カバー取引」などという言葉が有りますが、
このカバー取引にも厳密なルールは無く、個人トレーダーの注文をその都度カバーしたりしません。
現実には「のみ行為」が行われています。
この為、
FX業者はあらゆる手段で投資家の資金を減らそうとしています。
「スリッページ」スプレッド」などが存在するのはその為です。
だって、お客の損=業者の儲けですから当然です。
95%のトレーダーが勝てない理由がここにあります
例えば、いきなり画面がフリーズしたり、
余りにも不利な条件で約定した経験は有りませんか?
為替レートも業者によってまちまちなのです。
今回の英国騒動で金融関連の業者はぼろ儲けでしょうね。
FXは常に危険と、隣合わせである事や、
業者が儲かる仕組みであることを十分理解しておく必要があります。
特に、リスク管理はは非常に大事。
この世界は決して技術だけでは勝てません。
万一の時に備え、ロスカットを行うという決断も必要なのです。
今後予想されるのは米国大統領選ですね。
トランプ氏が勝利となれば、円高が急速に進むかもしれません。